2020-06-03 第201回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第7号
すなわち、本来見付ける必要のないがんを県民調査で見付けることによって、福島では一時的に甲状腺がん罹患者の数を増やす結果になる、そのデータをもって福島は危険であると、こういった間違った認識を生み出す、そういった効果も生み出してしまっているのではないでしょうか。 日本の行政は、なかなか継続中の施策について変更することややめることができません。
すなわち、本来見付ける必要のないがんを県民調査で見付けることによって、福島では一時的に甲状腺がん罹患者の数を増やす結果になる、そのデータをもって福島は危険であると、こういった間違った認識を生み出す、そういった効果も生み出してしまっているのではないでしょうか。 日本の行政は、なかなか継続中の施策について変更することややめることができません。
○竹谷とし子君 資料の一は、年代別、性別のがん罹患者数であります。こちらを見ていただきますと、五十代までは男性よりも女性の方ががんに罹患する人数が多いということが分かります。 今御答弁の中にも、女性特有の悩み、妊孕性やアピアランスに対応する相談ということがありましたけれども、妊娠、出産、子育ての真っただ中にある世代であります。また、家事や介護の担い手であったり、夫も仕事で忙しい年代でもあります。
このがんのゲノム医療の推進は、いまだ治療が期待しがたい難治がん、罹患者数の少ない希少がん、小児がんを始め、多くのがん患者の個別化医療を通じた新たな希望をもたらし得るもので、その医療と研究の推進が期待をされております。 また、がんゲノム医療は、一部、二〇一九年春、この春にも保険適用になる見通しと承知をしております。
最近では、がん罹患者の場合、特定たんぱく質を有するエクソソーム微粒子が増加するとの研究結果も報告をされて、診断への活用が期待をされているということも報道としてあります。 いずれにせよ、バイオマーカーの開発、後押し、実用化などによって、生活の中にがん検診が当たり前になるように技術導入がされる社会も大事なことの一つだと思います。
国立がんセンターによる試算では、二〇〇一年—二〇一〇年のがん罹患者、全国推計値に基づいて計算した場合、福島県において十八歳までに臨床診断される甲状腺がんは二・一人となっております。国立がんセンターがん予防・検診研究センター長の津金昌一郎博士は、約六十倍の多発としています。
十六、がん登録については、がん罹患者数・罹患率などの疫学的研究、がん検診の評価、がん医療の評価に不可欠の制度であり、院内がん登録制度、地域がん登録制度の更なる推進と登録精度の向上並びに個人情報の保護を徹底するための措置について、本法成立後、検討を行い、所要の措置を講ずること。 十七、予防・早期発見体制の充実については、がんの早期発見のための知識や予防法の普及を図ること。